行政書士の通信講座を探していると、必ずアガルートの名前が出てくる。
「合格率が業界トップ」「豊村講師がわかりやすい」という声がある一方、「高すぎる」「ボリュームが多くてついていけなかった」という率直なコメントも受験界隈では流通している。どちらも嘘ではない。
この記事では、公式情報と受験生の評判をもとに、アガルート行政書士講座の実態を整理した。合格率の数字の読み方、全額返金が「本当に全額戻るのか」の条件確認、教育訓練給付金が使えないことの実質的なコストインパクト——受験生が最も迷うポイントを1ページで完結させることを意識して書いている。
選んで後悔しにくい講座だ。ただし、向く人と向かない人がはっきり分かれる。
向く人の3条件
向かない人の3条件
「どっちかよくわからない」と思った人は、まず豊村講師の無料体験動画を見てほしい。相性が合うかどうか、30分でわかる。
アガルートアカデミーは2015年設立の通信講座スクールで、司法試験・行政書士・司法書士・社労士など難関資格に特化している。行政書士以外にも幅広い資格講座を展開しているが、行政書士分野では豊村慶太講師という看板を持つことが大きな差別化になっている。
設立10年ほどのスクールとしては異例のポジションを確立しており、2024年度試験では合格実績について業界内でも目立った数字を公開している(後述の集計方法の注意点とセットで読むこと)。
※2026年5月時点の情報。最新価格は公式サイトで確認。
| コース名 | 税込価格の目安 | 主な対象 | 教材形式 | 合格特典対象 |
|---|---|---|---|---|
| 入門カリキュラム/ライト | 約107,800円〜 | 初学者(コスト重視) | 動画+テキスト(演習少なめ) | 対象外 |
| 入門カリキュラム/フル | 約163,900円〜 | 初学者(本格合格狙い) | 動画+テキスト+演習+過去問+模試 | 対象 |
| 中上級カリキュラム/フル | 約283,100円〜 | 再受験者・法律知識あり | 上記+中上級講義追加 | 対象 |
| 速習カリキュラム(キックオフ) | 数万円台(単体) | 試験まで3〜6か月の人 | 絞り込み動画+テキスト | 対象 |
| 入門総合講義(単体) | 別途確認 | 講義のみほしい人 | 動画+テキストのみ | 対象外 |
上記の料金は変動するため、購入前に必ず公式で確認してほしい。「ライト」と「フル」の最大の違いは合格特典の対象かどうかだ。コストを理由にライトを選んで後から「特典対象じゃなかった」と気づくパターンが多い。申し込み時点で目的を明確にしておく必要がある。
アガルートは令和6年度試験において「有料受講生の合格率46.82%(全国平均の3.63倍)」という数字を公開している。
この数字を正確に読むには、集計の構造を把握しておく必要がある。
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| アガルート公表値 | 46.82% |
| 集計ベース | 「合格者の声」へ申請・回答した受講生 |
| 全国平均(令和6年度) | 約13%前後 |
| 「全国平均の3.63倍」の根拠 | 上記の比率 |
ポイントは「申請した合格者ベース」であることだ。アガルートで受講して不合格だった人・特典申請しなかった人は分母に入らない。これは受講生全員を母集団にした合格率ではない。
「嘘の数字」という意味ではない。アガルートが「受講者全員の合格率」と明記していない以上、不正確でもない。ただし「全受講生の約半数が合格した」という意味では読めない数字だということは理解しておく必要がある。
それを踏まえても、申請者の中で46%が合格しているという事実は業界内で突出した数字であることは変わらない。参考値として有効だと判断できる。
豊村慶太講師は、早稲田大学3年次に行政書士試験へ挑戦し、わずか2か月の学習期間で合格した経歴を持つ。その後、大手予備校LEC(東京リーガルマインド)で12年以上にわたって行政書士試験の看板講師を務め、基幹講座・全国向け収録講座のほか、成城大学・学習院大学の学内講座も担当した。
2017年2月にアガルートへ移籍。2023年4月時点で、LEC時代・アガルート移籍後を通じてのべ1万人以上の受験生を指導している。講師歴は20年を超える。
書籍としては「行政書士試験 豊村式合格メソッド100」(中央経済社)を執筆している。
豊村講師の講義は「条文の背景にある考え方から教える」スタイルが特徴だ。暗記を促すのではなく、なぜその条文がそうなっているのかの理由から入るため、初学者でも論理的に理解しやすいという評判が定着している。
加えて具体例やユーモアを交えた語り口が、長時間の動画学習を続けやすくしている。「テキストを読むだけでは頭に入らないが、豊村先生の講義を先に視聴してから読み直すと入ってくる」という使い方をしている受験生が多い。
熱量も高い。単に内容を読み上げる講義スタイルではなく、受験生が詰まりやすいポイントを「ここは絶対に押さえろ」という温度感で伝える。この熱量が合う人と、もう少しフラットなトーンが好きな人では評価が分かれる。
申し込み前に無料体験で確認すべき3点を挙げる。これを確認しないまま16万円を投じるのはリスクが高い。
無料体験は公式サイトの「資料請求」から申し込むと、サンプルテキストと試聴講義がセットで送られてくる。アガルート公式で無料体験を申し込む
入門総合講義のテキストはおよそ5冊分の構成だ。民法・行政法をメインに、憲法・商法・一般知識の各科目に分かれており、各テキストに講義動画が対応している。
テキストは白黒ベースのシンプルなデザインで、重要箇所はマーカー色で強調されている。フルカラーのテキストに慣れた人には最初は地味に見えるかもしれないが、試験直前のざっと確認には整理されていて使いやすいという声が多い。
アガルートは「令和5年度行政書士試験 出題カバー率97.83%」という数字を公表している。これはテキストに掲載された範囲から、実際の試験問題が何割出たかを示した数字だ。
つまり「試験に出た問題のほぼすべてが、アガルートテキストのどこかにある範囲から出ていた」という意味になる。「テキスト外からランダムに出題される」という状況を最小化している設計だ。
ただし「テキストの範囲が理解できていれば97%取れる」という意味ではない。カバーされている=理解できているとはならない。あくまでも範囲設計の優秀さを示す数字だ。
| 軸 | アガルート(白黒) | フォーサイト(フルカラー) |
|---|---|---|
| 見やすさ | 整理型・地味 | 視覚的に把握しやすい |
| 向く学習スタイル | 講義動画との連動を重視する人 | テキスト中心で進める人 |
| 情報密度 | 高い(文章量多め) | 適度に絞られている |
| 直前期の使いやすさ | 講義と紐付けた復習に向く | サッと読み返しに向く |
どちらが優れているかではなく、自分の学習スタイルとどちらが噛み合うかの問題だ。「テキストを精読してから問題を解く」派はフォーサイト、「講義を先に聞いてテキストを参照する」派はアガルートが合いやすい傾向にある。
※2026年5月時点。最新の構成・料金は公式サイトで確認。
| 項目 | フル | ライト |
|---|---|---|
| 入門総合講義 | ○ | ○ |
| 総合問題演習 | ○ | ✕ |
| 過去問解析講座 | ○ | ✕ |
| 行政書士試験模擬試験 | ○ | ✕ |
| 短答マスター(記述対策) | ○(コースにより) | ✕ |
| 合格特典(全額返金/お祝い金) | 対象 | 対象外 |
| 料金目安 | 約163,900円〜 | 約107,800円〜 |
選択の基準は明確だ。合格特典を狙うならフル一択。
ライトは「講義だけあれば問題演習は自分で揃えられる」という人向けの構成だが、そのケースでも合格特典が対象外である事実は変わらない。「安く抑えながら特典も狙いたい」は構造上できない。
「キックオフ行政書士」は試験まで3〜6か月という状況で一から始める人向けの速習コースだ。入門総合講義が約164〜188時間の講義を持つのに対し、キックオフは約55時間に圧縮されている。
ただし、2026年合格目標のキックオフは合格特典の対象になっている(公式確認時点)。合格特典の対象かどうかは年度によって変動する可能性があるため、申し込み前に必ず公式で確認すること。
圧縮されている分、各論の解説は最小限になる。理解の深さより試験通過を優先する設計なので、時間的制約がある状況での選択肢と考えるのが正しい。
行政書士試験に必要な学習時間は一般的に600〜1,000時間とされている(独学ロードマップも参考に)。週に確保できる時間をベースにコースを検討してほしい。
| 週の学習時間 | 初学者 | 再受験者 |
|---|---|---|
| 3時間未満 | キックオフ(時間的制約が大きい場合)または翌年以降へのシフトも検討 | 中上級カリキュラム(弱点補強型)で絞って進める |
| 3〜5時間 | 入門カリキュラム/フル(1年計画) | 中上級カリキュラム、または入門フルを科目絞りで受講 |
| 5時間超 | 入門カリキュラム/フル(余裕をもったペース設計が可能) | 中上級カリキュラム/フル(本気の一発合格狙い) |
週3時間未満の状態でアガルートに申し込むことは、途中離脱リスクが高い。「週何時間確保できるか」は申し込み前に現実的に試算しておく必要がある。
※2026年5月時点の情報。条件・対象コースは変更される場合があり、最新は公式サイトで確認。
| コース | 合格特典 | 内容 |
|---|---|---|
| 入門カリキュラム/フル | 対象 | 全額返金 or お祝い金5万円を選択 |
| 中上級カリキュラム/フル | 対象 | 同上 |
| 上級カリキュラム/フル | 対象 | 同上 |
| 速習カリキュラム(キックオフ) | 対象(要公式確認) | 同上 |
| 入門カリキュラム/ライト | 対象外 | なし |
| 入門総合講義(単体) | 対象外 | なし |
合格時に選べる2択の損益分岐を考えてみる。
全額返金を選んだ場合:受講料(税抜価格)が全額戻る。入門カリキュラム/フルで約149,000円前後(税抜)が戻ることになる。
お祝い金5万円を選んだ場合:原稿料50,000円として支払われるが、源泉所得税(約5,105円)が差し引かれ、手取りはAmazonギフト券で約44,895円となる(公式情報)。
計算上は圧倒的に全額返金のほうが得だ。ただし、返金は「購入価格(税抜)」基準なので、セール価格で購入した場合はセール価格での返金となる。定価で申し込んだほうが全額返金の金額が大きくなる逆説がある。
申請期限が短いため、合格後はすぐにメールを確認する習慣をつけておく必要がある。
アガルートの行政書士講座は教育訓練給付金(一般教育訓練)の対象外だ。これが地味に大きい。
教育訓練給付金とは、雇用保険の被保険者が一定の要件を満たす講座を受講した場合、受講料の20%(最大10万円)がハローワークから支給される制度だ。フォーサイトのバリューセット1〜3はこの制度の対象になっている。
実質負担差の計算例
| 講座 | 受講料(税込) | 給付金 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| フォーサイト/バリューセット3 | 約94,800円 | ▲約18,960円 | 約75,840円 |
| アガルート/入門カリキュラム/フル | 約163,900円〜 | なし | 約163,900円〜 |
| アガルート(合格特典適用後) | 約163,900円〜 | なし→全額返金 | 実質0円(合格時のみ) |
※価格はいずれも2026年5月時点の目安。最新価格は各公式サイトで確認。
単純に「費用を抑えたい」だけであれば、フォーサイトのバリューセット3+給付金の組み合わせのほうがアガルート入門フルより8万〜9万円安くなる。
アガルートを選ぶ合理性が成立するのは「合格できた場合」に限られる。
合格特典の全額返金が適用されれば実質負担はゼロになる——これは事実だ。ただし「合格できなかった場合」は16万円超を全額負担することになり、さらに給付金の恩恵もない。
「合格できる自信がある」「絶対に一発で通す」というコミットメントを持てる人にとってはアガルートの投資構造が機能する。「不合格になる可能性も想定しておきたい」という人は、フォーサイトも比較対象に入れたほうがいい。
アガルートのアウトレットセールは年数回実施される。2026年4月時点では5%OFFのセールが実施中で、2026年11月まで継続する情報が確認されている。アウトレット期間中は割引が適用された価格で購入できる。
セール情報はメルマガ・公式LINE経由で先行案内される場合があるため、資料請求時にメルマガ登録しておくのが確実だ。
※2026年5月時点。最新の割引条件は公式サイトで確認。
| 割引の種類 | 割引率の目安 | 条件 |
|---|---|---|
| 受験経験者割引 | 10%OFF | 行政書士試験の受験経験があること(受験票等の証明書類が必要) |
| 他校乗換割引 | 20%OFF | 他予備校の受講証・領収書のデータが必要 |
| アガルート再受講割引 | 10〜20%OFF | 過去にアガルートを受講したことがある人 |
| 合格者割引 | 別途確認 | 他資格の合格者向け(社労士合格→行政書士受講等) |
| アウトレットセール | 5〜20%程度(時期による) | 期間限定 |
割引は基本的に1つしか適用できない場合が多いが、アウトレットセールと一部割引が重なるケースもある。
| 組み合わせ例 | 定価(目安) | 割引後(目安) |
|---|---|---|
| 入門フル・定価 | 約163,900円 | 163,900円 |
| 入門フル+他校乗換割引(20%OFF) | 約163,900円 | 約131,120円 |
| 入門フル+受験経験者割引(10%OFF) | 約163,900円 | 約147,510円 |
| 入門フル+アウトレット(5%OFF) | 約163,900円 | 約155,705円 |
他校乗換割引の20%が最も大きいが、乗換元の受講証・領収書が必要になる。最安値を狙う場合は、申し込み前に手元の書類を確認しておく必要がある。
全額返金対象コースをアウトレット価格で買うと「返金額もセール価格ベース」になるため、最安値≠最高のリターンという逆転が起きる。コスト最小化と返金額最大化は両立しない。
受験界隈で流通しているポジティブな評判を分類してまとめる。一次情報として取れているものではないため、「〜という声が多い」「〜という評判が定着している」という形で示す。
豊村講師への評価
テキスト・教材への評価
合格体験・モチベーション維持
ネガティブな声も正直に整理する。問題を隠すのではなく、「どう対応するか」をセットで示す。
1. 「ボリュームが多すぎてついていけなかった」
最もよく出るネガティブコメントだ。入門総合講義が約164〜188時間あり、演習・模試も加えると総学習量は相当になる。
→ 対処法: 全部を均等に進めようとしない。豊村講師自身も「重要度S/A/Bを意識して進め方を変えろ」と講義内で伝えている。完璧主義を捨てて、まず一周を時間内に終えることを優先する設計が効果的。
2. 「料金が高く、途中で後悔した」
入門フルで16万円超は、通信講座の中でも高い水準にある。
→ 対処法: 申し込み前に「合格特典対象コースかどうか」「乗換割引が使えるかどうか」を確認すること。納得感のある金額で入れるかどうかは事前準備次第だ。
3. 「ペース配分に失敗して模試までに間に合わなかった」
自己管理型の設計なので、外部からペースを整えてもらえる仕組みがない。
→ 対処法: 受講開始時に月単位の進捗目標を設定して、Googleカレンダーや学習記録アプリに落とし込む。週あたり何時間・どのセクションを終わらせるかを先に決めてしまう。
4. 「スマホアプリでの問題演習がスタディングほどサクサクできない」
アガルートの問題演習はテキストとの連動前提の設計で、アプリ単独での完結は想定されていない。
→ 対処法: スマホ完結を前提にするなら、アガルートはそもそも向いていない可能性が高い。スタディングやフォーサイト(ManaBun)との比較検討が先決だ。
5. 「質問回数に制限があって思った以上に使えなかった」
質問機能は回数制限がある講座が多く、無制限ではない。
→ 対処法: 質問機能を使う前に、まず講義内や公式テキストを再確認する習慣をつける。限られた質問機会は「どうしても自力で解決できない論点」のために温存する。
6. 「評判がいい割に合格できなかった」という声
合格できなかった場合は受講料全額が手元に残らないため、金銭的なダメージを受験生コミュニティで発信するケースがある。
→ 対処法: アガルートの合格率数字は申請者ベースであり、全受講生の合格率ではないことを事前に理解する(前述の集計方法の項参照)。「申し込んだら受かる」ではなく「自分の学習量が担保できる場合に有効な投資」と捉えなおすことが重要だ。
7. 「教育訓練給付金が使えないのに説明が薄かった」
申し込み後に気づく人も一定数いる。
→ 対処法: 申し込み前に「教育訓練給付金の対象外」であることを必ず確認してから判断する(本記事の教育訓練給付金セクションを参照)。
| 比較軸 | アガルート | フォーサイト | 有利な方 |
|---|---|---|---|
| 受講料(入門フル相当) | 約163,900円〜 | バリューセット3:約94,800円 | フォーサイト |
| 教育訓練給付金 | 対象外 | 対象(バリューセット1〜3) | フォーサイト |
| 合格特典 | 全額返金 or お祝い金5万円(フル対象) | 全額返金保証(バリューセット3) | 条件次第 |
| テキスト | 白黒・情報密度高 | フルカラー・見やすい | 好み次第 |
| 講師の看板 | 豊村慶太(行政書士特化・実績20年超) | 複数講師体制 | アガルート |
| 問題演習の充実度 | フルは演習・過去問・模試あり | ManaBunでアプリ完結型 | 学習スタイル次第 |
| 向く人 | 講師との相性を重視・合格特典狙い | コスパ重視・スマホ学習中心 | 目的次第 |
※2026年5月時点。最新情報は各公式サイトで確認。
| 比較軸 | アガルート | スタディング |
|---|---|---|
| 受講料 | 約163,900円〜(入門フル) | 数万円台(最安クラス) |
| 学習スタイル | テキスト+動画の並行 | スマホアプリ中心 |
| 向く人 | テキスト学習重視・自宅での学習環境がある人 | 通勤時間等の隙間時間で進めたい人 |
スタディングは価格でアガルートに大きく劣るが、スマホ完結の使いやすさと低コストで選ばれることが多い。合格特典の仕組みはない(公式確認要)。
自分の状況と照らし合わせてほしい。
「向かない」チェックが2つ以上ついた場合は、フォーサイトや独学との比較を先にすることを勧める。
通信講座を検討している場合でも、独学派の主要テキストを把握しておくと費用対効果の判断がしやすい。下記は受験生に支持が厚い2026年度版の市販テキストだ。
Q1. アガルートの合格率46.82%は信頼できるのか?
参考値として有効だが、「全受講生の合格率」ではない点を理解して読む必要がある。合格者の声への申請者を母集団にした数字で、不合格者・未申請者は分母に含まれない。それでも業界内では突出した数字だ。集計方法の詳細は本記事「合格率データの集計方法」セクションを参照。
Q2. 入門カリキュラム「フル」と「ライト」の具体的な違いは?
最大の違いは「演習・過去問・模試の有無」と「合格特典の対象かどうか」だ。フルには総合問題演習・過去問解析講座・模擬試験が含まれ、合格特典の対象になる。ライトは入門総合講義のみ含む構成で、合格特典の対象外になる。合格特典を狙う場合はフル一択。
Q3. 全額返金は本当に全額戻るのか?
対象コース(入門フル等)に申し込んで合格した場合、受講料の税抜価格が全額返金される。セール価格で購入した場合はセール価格ベースでの返金。源泉所得税の控除もなく全額戻る(お祝い金5万円を選択した場合は源泉徴収あり)。詳細は公式サイトで確認を。
Q4. 教育訓練給付金は使えないのか?
現在のアガルート行政書士講座は教育訓練給付金の対象外だ。フォーサイトのバリューセット1〜3は対象になっており、20%(最大10万円)がハローワークから支給される。コスト面で判断する場合はこの差が大きく影響する(本記事「教育訓練給付金が使えないことの実質インパクト」セクション参照)。
Q5. 豊村講師の無料体験はどこから見られるか?
アガルート公式サイトの「資料請求」から申し込むと、サンプルテキストと試聴講義がセットで届く。豊村講師の講義スタイルを確認できる内容になっている。申し込みはこちら→ アガルート公式
Q6. 分割払いは対応しているか?
クレジットカードの分割払いが利用可能だ。ただし、カード会社によって金利が発生する場合があるため、長期分割の場合は実質的な負担増を計算しておく必要がある。公式サイトで詳細を確認してから申し込むことを勧める。
Q7. 一番安く受講できる時期はいつか?
アウトレットセール期間(年数回、直近では5〜11月)が最安になりやすい。加えて他校乗換割引(20%OFF)が適用できる場合は、アウトレット+割引の組み合わせが最安に近づく。メルマガ・公式LINEに登録しておくとセール情報が先行で届く。
Q8. テキストは何冊?ボリュームはどのくらい?
入門総合講義はテキスト約5冊分の構成。講義時間は約164〜188時間が目安とされており、演習・過去問・模試を加えると総学習量は相当になる。週5時間のペースで進める場合、1年でちょうど終わる設計になっている。
Q9. スマホだけで完結できるか?
動画視聴はスマホ対応で、倍速再生も可能だ。ただし、問題演習はテキストとの併用が前提の設計になっており、スマホアプリ単独で全工程を完結する仕組みにはなっていない。「スマホだけで通勤中に完結させたい」という場合は、スタディングやフォーサイトのManaBunのほうが適している。
Q10. 途中解約・返品はできるか?
基本的には特典申請期間外の返品は不可だ。申し込み後のキャンセル規定は公式サイトで確認が必要。「とりあえず試してみてから考えたい」という使い方は想定されていないため、申し込み前の無料体験を必ず活用してほしい。
Q11. 受験経験者割引の条件は?
行政書士試験を過去に受験したことがある人に10%の割引が適用される。申し込み時に受験票等の証明書類を提出する手続きが必要だ。書類が手元にある場合は申し込み前に確認しておく。
Q12. 速習カリキュラム(キックオフ)はいつから始める人向けか?
試験まで残り3〜6か月という状況で一から始める人向けに設計されている。講義時間を約55時間に圧縮しているため、通常の入門コースとは学習密度が異なる。2026年合格目標のキックオフは合格特典の対象とされているが(要公式確認)、範囲の深さは入門フルより浅くなることを理解して選ぶ必要がある。
Q13. 行政書士合格後、アガルートで次の資格講座を受けやすいか?
合格者割引が用意されており、行政書士と親和性の高い社労士・宅建・司法書士等の講座に割引価格で申し込める。アガルートのプラットフォームやテキスト形式に慣れた状態で次の資格に移れるため、継続受講者には使いやすい環境だ。
Q14. 「評判がひどい」という検索結果が出るのはなぜか?
主に「料金の高さ」「ボリュームが多くてついていけなかった」という不満が受験生コミュニティに集積しているためだ。不合格になった場合のダメージが大きい(合格特典が受け取れない)ため、感情的な投稿が増えやすい構造もある。「ひどい講座」ではなく「向く人と向かない人が明確に分かれる講座」として読むのが正確だ。
Q15. 他社講座から途中で乗り換えできるか?
他校乗換割引(20%OFF)が用意されている。乗換元の受講証・領収書のデータが必要になるため、書類を手元に保管しておく必要がある。既に他社で受講している途中でアガルートへ切り替える場合、既受講分の費用は戻らないため、乗り換えのタイミングと費用対効果を慎重に判断してほしい。
アガルートの行政書士講座を一言で表すなら「高コスト・高リターン型の講座で、合格するための環境は業界トップクラスだが、それが活きるかどうかは受講者次第」だ。
豊村講師の講義クオリティ、合格特典の全額返金、高い出題カバー率——これらは他社にない独自の強みであることは間違いない。同時に、受講料の高さ・教育訓練給付金の対象外・ボリュームの多さという課題も実在する。
「合格特典で費用を回収する前提で動ける人」「自己管理型の学習が苦にならない人」「豊村講師との相性が無料体験で確認できた人」——この3条件が揃うなら、アガルートは行政書士講座の選択肢としてトップに置いて問題ない。
まず無料体験から始めてほしい。30分でかなりのことがわかる。
アイキャッチ画像の指示
方向性: 受験生が机に向かって通信講座を学習している場面。ノートパソコン画面に動画講義が映り、テキストを開いて手元でメモを取っている。落ち着いた青系のトーン。
テキストオーバーレイ: 「アガルート行政書士講座 評判・口コミ徹底レビュー【2026年合格目標】」
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アガルートとフォーサイトの行政書士講座を料金・合格率・教材・サポートで比較。2026年合格目標の受験生に向け、実質負担の損益計算とケース別おすすめを数値で整理する。
フォーサイト行政書士講座の料金・合格率・ManaBunの使い勝手・教育訓練給付金の手順まで公式情報と受験生の評判をもとに徹底整理。バリューセット選択の正解ルートと補完戦略も提示する。
クレアール行政書士のデメリットを講義スタイル・教材・サポート体制から検証。動画が淡々/合格率非公表/質問回数制限など7項目を整理し、向いてる人・避けた方がいい人をはっきりさせる。