
どの科目のどの項目からの出題回数が多いかなど傾向を掴みましょう!

何度も繰り返しになりますが、行政書士試験の合格基準は6割正解です。よく出題されるような問題は確実に正解する必要があります。
行政書士試験の傾向
他の資格試験はわかりませんが、行政書士試験には、実際の過去問なのですが下記のような出題方法があります。選択肢全ての正誤の理解が必要なので厄介な出題方法です。
- 日本国憲法に関する天皇の記述のうち、正しいものはいくつですか?
- ア 天皇は、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する。
イ 天皇は、内閣の助言と承認により、両議院を解散する。
ウ 天皇は、国会の承認を経て条約を締結する。
- 1 ひとつ 2 ふたつ 3 みっつ
行政書士試験の対策
各試験科目別で対策を練りましょう。
- 民法
- 民法は法律の基本です。行政書士の業務の中でも、民法にはお世話になります。特に相続遺言などの業務に関わってきます。試験対策の為だけではなく、行政書士としての能力を高めるためにも理解しなければならない分野です。
- 憲法
- 試験のために頑張りましょう!行政書士の業務の中で憲法を読み直すことはありません。合格した後に忘れてしまいましょう。
- 行政法
- 行政書士の業務の大部分は、役所を相手にします。行政手続法、行政不服審査法の理解は必要です。
- 商法(会社法を含む)
- 会社法が施行されたばかりです。法改正等は要チェック分野です。業務にも深く関係します。
- 行政書士の業務に関する一般知識
- 科目名からして抽象的すぎます。資格スクールを利用している受験生は、何とか対策できそうですが、独学の場合は、お手上げだと思われます。世間で話題になった法律、改正のあった法律を中心に掲載します。
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